AHBインターナショナル株式会社 スタッフ募集

獣医師、ペットショップスタッフ、ペットホテルスタッフ、ペットスタイリストなど、随時募集

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アニカクラブのとりくみ

一見敷居が高いように感じるアクアの世界。ペットショップの水槽できれいなお魚達を見ても、実際ペットとして迎えるには二の足を踏んでしまう…。実際のアクアペット事情はどうなっているの?!オーナー歴も長く、実際アクアの専門家として働く青木さんに魅力を語ってもらいます!

参加者プロフィール

① アクアに触れたきっかけからプロになるまで

加藤本日はお忙しいところありがとうございます。今回はアクアワールドについてオーナーでありながらプロでもある青木さんに、魅力を存分に語っていただきたいと思います!

青木さんよろしくお願いします。

加藤青木さんは、元々はアクアに限らず動物を飼うということはなさってたんですか?

青木さん個人的には小さな時から生き物、自分で捕まえてきたものを飼うということが趣味というか、ずっとやってました。勉強はしなかったですが、獣医になりたいとか夢を持っていたり(笑)。とにかく生き物はずっと好きで。小学3年生ぐらいからなんですが、31年前ですから…熱帯魚屋さんなんて無いんですよ。だからお小遣いをためて、自転車で遠くのお店に通って、熱帯魚を自分一人で育てて。父親が魚釣りが好きだったんで魚に興味があったんだと思うんですけど、それがきっかけですかね。それで一人で器具の使い方なんかを勉強しました。今みたいに機械の扱いも簡単じゃなくてちょっと難しいんですけれど。そういうのも小学生くらいでお店の人に聞いたりして。

加藤すごいですね、オーナーズトークの域を超えてますね。

青木さんそうですね、途中でやめたりなどもしたんですが、やっぱりなんだかんだ生き物が好きで。

加藤犬も飼っていらっしゃるとの事でしたが大変ではないですか?

青木さん今でこそ大人しいですけど、昔は大変でした。今現在でも犬が2匹に水槽が3本ありますよ。

加藤水槽って「本」で数えるんですか。大きさにかかわらず?

青木さん観賞魚などの小型の水槽は 「本」、貯水槽などの大型の水槽、タンク(ガス、石油)は 「基」と数えるようです。

  

加藤意外と知らない世界ですね。やはり。

青木さん当たり前に使ってますね、そう言われると(笑)。

  

加藤先ほど、器具の扱いなどが昔は難しかったというふうにおっしゃってましたが。

青木さん器具的にはあまり進化はしていないんですけど、ヒーターっていって温度調節をする器具があるんです。それが今みたいにダイヤルを回して何度って設定するとそこに設定されるようなものでは無くて、昔のは自分で何度っていう水を作ってたんですよ。お湯と水で。で、そこに機械を入れて、かなり微妙な調節をするんです。それを失敗すると、お湯になって全部駄目になってしまったりとか。そういう機械でした。

加藤うわ・・大変!しかもただのお水じゃないんですね、熱帯魚とかが暮らすのは。

青木さんお水なんですが、ちょっと温度が高いです。25、26度、その一点に保たなければならないので。

加藤衝撃の事実…。

青木さん20度とかでも死んでしまう魚もいるし、30度になると死んでしまう魚もいるし。徐々に変わっていくぶんには対応できる事もあるとは思いますが、急激に20度の中にぽちゃんと入れたり、30度の中にぽちゃんと入れたりすると駄目になっちゃうんです。人間と同じかもしれないですけれどね。死ぬまでいかなくてもエアコンの中にいて急に外に出てって繰り返していると体調崩したりするじゃないですか。それと同じ感じで。そういった温度変化などに敏感なものが多いので。

加藤昔は熱帯魚屋さんが少なかったとおっしゃっていましたが、どんなきっかけで熱帯魚を飼い始めたんでしょうか。

青木さん私のきっかけは高島屋の屋上ですね。あそこにちょっとした売り場がありまして、そこで母親にエンゼルフィッシュっていう魚を買ってもらったんです。コップで飼って、二日くらいで死んじゃったんですが、そこからですよね。なんで死んじゃったんだろうって思って、非常に悲しくて。自分で色々と調べたり。そうこうしている内にこぢんまりとした個人のお店みたいな所に年中通うようになって。

加藤では現在の仕事は趣味と実益を兼ねているという感じでしょうか。

青木さん実際社会に出た時は全然違う仕事に就いたんですよ。最初は車屋さんの営業ですね。その後、自分が住んでた近くに熱帯魚屋があったので、好きなことをやってそれが仕事になれば最高かなと思って、そこに勤めたといういきさつがあります。ですが、私は皮膚が弱くて、水に触ると駄目なんですよ。水に長時間触ると手にしっしんというかできものが出来て、もうひどいことになるんです。その熱帯魚屋に2年間くらい勤めてたんですけれども、指が太く腫れ上がって曲がらなくなっちゃったんですね。医者に通ってステロイドを打ってたんですが、副作用がでるので仕事はあきらめたほうが良いという事でやむなく。とても好きな仕事だったんですが、ボタンも留められないんですよ。頭も洗えないし、お客さんにおつり渡すのに、指と指の間にすきまがないので、グローブみたいに。こうやってお金をすくって手の上から取ってもらって。そんな状態だったので、一旦辞めざるをえませんでした。その後また別の仕事をやって、機械を販売する仕事についたりもしたんですけど、まあ最終的にはやはり「一生仕事をしていくならば」と思ったんです。水も少しなら触れるんですよ。一日中手を突っ込んでいると駄目になりますが、なんとかあまり水に触らないでできないだろうかと考えて、それで戻ってきたんです。

加藤水が特殊なんでしょうか。それともずっと触ってても大丈夫な方もいるんですか。

青木さん私が特殊なんだと思います。他の社員なんかは問題ないですね。

加藤そのような仕事をする上では辛い部分をお持ちでも、戻られたという事は天職なんでしょうね。

② アクアの魅力

加藤私は水槽も持ったことがないし、魚もペットとして接したことが無いんです。すぐ死んじゃうイメージがあって。お祭りの金魚すくいの金魚とか、一週間くらいで死んじゃうじゃないですか。ちゃんと飼えば大丈夫だと思うんですが、素人からするとちょっと敷居が高い気がしていて。それを乗り越えた先にある魅力を伺いたいのですが。現在アクアは何を飼ってらっしゃるんですか?

青木さん自分の家で飼っているのは、海水魚と、最近流行ってるBシュリンプっていう小さいエビがいるんですけれどそれを最近始めました。水作りって僕ら言うんですが、それをしっかりやります。金魚すくいとかで取ってそれをお家に帰ってバケツ等に入れて、水道のお水をいれるじゃないですか。お水入れれば大丈夫って思いがちなんですけど実は水道の水って魚にとってとても住みづらい水なんですね。そこに投げ込んでしまうとものすごいダメージになるんで、最初に魚にとって住みやすい水を、川の水とか海の水とか、そういう水にしてあげないといけないんです。消毒の為の塩素が彼らにとってはとても有害なので、まずは塩素を取り除く必要があります。他にもまだあるんですが、最低限まず塩素を取り除く。後は、水道水に無いものを足すわけです。通常の水にはバクテリアってものが含まれていて、川も湖もそのバクテリア、微生物が含まれてキレイに保っているんです。それが水道水には含まれていないので。

加藤バクテリアってどんな働きでお水をキレイに保つのでしょうか。いないと水槽のお魚も死んでしまうのですか?

青木さんなぜバクテリアがいないと駄目かというと、魚はまず餌を食べるじゃないですか。そうすると糞をしますよね。その糞から有害なアンモニアが発生するんです。それを分解してくれるのがバクテリアなんです。分解がなくても1日2日は生きてると思うんですが、3日4日と経ってくると溜まってきてぽつんぽつんと死んでいく。死んだ魚からもアンモニアが出ますので、どんどん死んでしまうんです。ですので、水の中にたくさんバクテリアが住める環境を作ってあげることが最優先です。それをしっかりやってあげると死にづらいとは思いますね。それだけやれば良いって訳ではないですけどね。また、最初だけやれば良いというわけでもないです。継続的に保つことも重要。だから最初に良い水を作ってあげて後は定期的に水の交換。キレイな水を維持してあげる。すごく難しく感じるかもしれないですが、やってみるとそうでもないですよ。

加藤犬や猫などのペットとはかなり違うんでしょうか。

青木さん犬って大変ですよね、うちも飼ってますけど。でも犬は呼べばやってくるし、感情を出してくれるし、楽しいこともたくさんありますけどね。私は水を見てると落ち着くというか。癒されるというか。

加藤エビなんかは、あまり反応が無いと思うんですけど、、いやあるかもしれないんですけど(笑)。

青木さんあんまり無いです(笑)。

加藤でも小学校の時とかありましたよね、教室の水槽の当番とか。餌の音で金魚たちが一斉に水面に集まるみたいな、そういう事はありますか。

青木さんありますね。

加藤犬のように呼応するようなコミュニケーションはないと。

青木さん餌をあげる場所を決めておけば、ちょっと手をかざしただけでバーっと。そういうことは魚の種類によってはありますけどね。

  

加藤色々な組み合わせもできるんですよね。

青木さんそうですね。淡水とか海水とかの組み合わせはありますし、一緒に飼っては駄目な種類もあります。でも逆に一緒に飼えるのもいっぱいいるので。

加藤駄目な組み合わせもあるんですか。

青木さんあります。一般的には駄目だと言われているのですけれどもそれにチャレンジしてみたりとか。そういうおもしろさもあるんですけれどね。

加藤ペットショップの水槽の中にも違う魚たちが入っている水槽もありますよね。

青木さんほとんどがそうです。一つの水槽の中に3種類から多いとこだと5,6種類。一つの水槽の中に何種類かの魚が入っているという感じですね。

加藤青木さんにとってはお水とその中にいる生き物鑑賞が癒される。

青木さん自己満足の世界なんですけどね。10人いれば10人みんなキレイだと思う魚は違うと思うんですよ。自分はこれが良いと思うという魚を自分の家で飼う。あいつも気に入った!とか、自分の好きな魚だけが元気よく自分の水槽に入って、そういう光景がなんとも言えないですね。

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③ 気軽にスタート! アクアワールド

加藤先日ショップのアクアコーナーで初めてゆっくりと見させていただいて。アクアやってみたいなと思ったんですが何から始めていいのかわからなかったんですよ。なぜか水槽はみんな青いし(笑)。下が砂だったり石だったりと。こういうのも店員さんに聞いてやっていかなければならないんだなと思いました。あの光は何なんですか。

青木さんあの光は、蛍光の青い魚がいる場合、青い電気を使うとよりキレイに見えるのでそのように使いますね。海水魚を飼育する場合には波長といってその関係で青いライトを使ったりします。

  

加藤あと、買うにも維持するにも水槽とかお金がかかるイメージがあって。

青木さんどこまでお金を掛けるかにもよりますね。両極端ですが、私はそんなにお金は掛けない方なんです。うちの店員の中にも投資するタイプの子がいますが、いろんな機材とかもこだわりを持ってるし、お水をより良く保つ製品なんかも選んで。こういう機材を使えば良いとかいろいろ試してますね。

加藤ご自分で繁殖されたりもするんでしょうか。

青木さん繁殖ですか。やろうと思えば出来ますよね。好きなように作る人もいますし。私はそこまでやってないですけど。やってる人はやってると思います。

加藤でもまあ、そういうことにもはまっていけるというか。そういう熱いお客さんもいらっしゃるんですね。

青木さん中にはいらっしゃいます。ただこうしたショッピングセンターの中に入っている関係上やっぱりほとんどのお客様が、買い物の帰りにちょっと生き物でも見ていこうかなという感じで、キレイだね、買っていこうかなという感じですよね。なので先ほど言われたようにちょっと敷居が高いなと思われているお客様が大半だと思うんですよ。その方に、そんなに難しくないですよという事をご説明して、「今まで何度も上手くいかなかったけど、今回は死ななかった」となれば、そこからですよね。そこで死んじゃったって人はまたやめちゃうと思うんですよ。

加藤そうですよね。

青木さんなので、私達もできる限りサポートをさせてもらいます。是非長くアクアとの生活を楽しんで下さいという気持ちで。お客様も慣れてくると、今度はこの水槽にこれを入れても大丈夫?とか聞いてきて下さって、組み合わせを楽しんでいかれます。

加藤そのお話を聞いただけでもやりたくなってきますね。海水魚って例えば何がいます?

青木さん一番有名なのだと「ニモ」。カクレクマノミっていうんですけど。あれは海水ですね。

加藤じゃあ海水を作るんですか。

青木さんそうですね人工海水の元といって、まあ塩なんですけど普通の食塩とは違うんですね。いろんな栄養素が含まれているんです。

加藤海から持ってくる訳ではなく?

青木さん天然海水というものもあります。どこどこの海水を汲んで持ってきたとか。でも一般的なのは塩ですよね。それをいろんなメーカーが「ウチの塩はカルキを抜く必要がありません。」とか、「コケが出づらいです」とか。いろいろ製品によって違うんですけど、それを溶かし込んで比重といって、塩分の濃度ですよね、調整するんです。あとは淡水となんら変わらないです。温度を一定に保って、水作りをしっかりして。

  

加藤水作りがやはり重要なんですね。

青木さんそうですね。なので水槽と魚を同時に買おうとするお客様にはもったいない話なんですが、丁寧にお断りをしていますね。死んじゃうのが目に見えてるので。絶対に死ぬわけではないのですが死んじゃうと「やっぱり駄目だな」ってやめられちゃうじゃないですか。その場は売上が上がりますけど、信用してもらえなくなっちゃう。なので「こういうことだから一緒に買えないんですよ」とご説明するんです。特に困ってしまうのが小さなお子様のいるご家族ですね。すぐ買いたいので「水槽と一緒にこの魚頂戴」ってなるのをお断りするのが、すごい心が痛いです。

加藤でも素晴らしいですね。そっちの方が信用できますよね。「お水作り」という環境作りがあって初めて命が飼えるんですよっていう説明の方が、飼う側としても覚悟がちゃんと出来ますし。

青木さんそういう言葉をしっかり受け止めてくれる方というのは1週間空の水槽を眺めているのもなんなので、ご自分でネットなんかを使って勉強なさって来るんですよ。想像を膨らませて来るんです。ほとんどの場合再来店して下さるんで。

加藤そうなると思います。

青木さん「いろいろ調べたんですけれども、これとこれは一緒に飼えますか。」とか聞いてくださって、少しずつ増やしていく楽しみというのを感じて頂けるんです。

加藤深いですね。アクアを知らずに生活をしていたら知り得ないことばかりですね。

青木さんそうですね。でも難しいことを言うときりが無いんで(笑)。ペーハーとか聞いたことありますか。酸性、中性、アルカリ性。それもかなり大きく関係してきたりしますしね。放っておけば水はどんどん酸化していくんで、酸性に傾いていくんですが、アルカリ性でないと飼えない魚がいたり。話し出せばきりがないので、段階的にご説明していきます。バクテリアも粉末、液体のものがあったりするので、初めての方にはこちらからお勧めしてますね。

加藤バクテリアは目に見えるんですか。

青木さん見えないです。お客様の中には「ただの水じゃないの」なんていう人もいらっしゃいますけどね。あと水草。当然長く清潔に保つには良い状態の水の方がいいので、魚にとって住みやすい水のほうが水草には適してますけど、魚のように水道水の中にぽちゃんと入れたから死んでしまうということはないんです。すごくデリケートな水草というのもありますけど。お水を作るという意味合いで、水槽、下に敷く砂、バクテリアの溶剤と水草だけは最初に買って頂きたいです。魚だけは入れないで、一週間から10日間くらい我慢して頂きます。

加藤一週間から10日間くらいで住みやすくなると。

青木さん多少は住みやすくなります。期間で何ヶ月経ったから良い水というふうには言い辛いんですけれども、私は本当に良い状態にするには2,3ヶ月かかるのかなと思いますね。

加藤初心者は待てて一週間ですかね(笑)。

青木さん一週間から10日間待って頂いて、再来店して頂いたら「少し入れてみましょうか」といって数匹入れてまた一週間様子を見てもらって、病気も出ないようだったらまたおいで頂く。また追加して頂く。バクテリアの繁殖が十分されてないと、分解が間に合わないんです。液体を入れてもたくさん繁殖してくれないと駄目なんですよ。どんどん増えていく物なんで、増えていくにあたって、魚の糞、アンモニアが必要になるんです。アンモニアが多すぎてしまうと魚が死んでしまうし、逆に全くないとバクテリアも増殖していかないのでバランスが重要ですね。

加藤どれくらいバクテリアがいるのかという、濃度はわかるんですか。

青木さんバクテリアの濃度はわからないですね。

加藤ではその魚の健康状態とか。

青木さん後はそのバクテリアがどれだけ住み着けるというか、住み着くスペースを作ってあげます。

加藤見えないけれどスペースがあるんですね。

青木さん下の砂利の中にも住みますし、水の中にも当然いますし、お水を循環する濾過器とか装置の中のマット中に入ってるんです。もっと増やしたい方には濾過材って言われているものがあって。濾過材は手で触るとざらざらっとしている構造になっていて、その中でバクテリアが繁殖しやすくなっているんです。同じ粒でも、表面積が違ってくるので。だからこのくらいの水槽だと何匹飼えるんですか。とかお客様に聞かれるんですが、それはもうやりかたによって全く変わってきてしまうんです。ただポコポコ泡を出してるだけだったら3匹ですねとか。でもちょっとした濾過器を付けて循環してキレイに保ってあげると10匹ぐらい飼えますねとか。立派な装置を付けて、濾過材を使うと20匹ぐらい飼えますよとか。同じスペースでも変わってきます。

加藤初心者、本当に0からスタートするならお勧めは。

青木さんメダカか、熱帯魚のネオンテトラとかそのあたりですね。両方ともすごく丈夫ではないんですけど、大きくならないので小型の水槽から始められるんです。魚によっては買ったときは小さくてもとても大きくなってしまうので。そうなると飼いきれなくなりますし。

加藤お店にいるのは幼魚なんですね。

青木さんよく水族館とか行くと泳いでいるような魚の幼魚もいます。

加藤そういうのを飼うのは大変ですか。

青木さん大変だと思います。並大抵では無いですね。ちょっと前に問題になりましたけど、飼いきれなくなって川に放してしまったりとか。その点、先ほど言った二種類は飼いやすいし、値段も安いですし。

加藤おいくらですか。

青木さん一匹40、50円です。

加藤それでもまずは3匹くらいからなんですね。お金を出せば良いというものじゃないんですね。

青木さん僕らの仕事はまずお客様に信頼して頂かなくてはならないんです。そこから入って、うまく育てて頂いて、興味を持って頂かないと。最初からこんな大きなのでは無く、テーブルのここら辺におきたいなとかから始めて、その方がだんだんはまってきてもっと大きめの水槽で飼いたいなとか。こうなるとおもしろくなりますよね。当然泳がす魚も多くなってきますから。水槽の大きさによっては100匹とかね。

加藤アクアでのお仕事について聞かせて下さい。

青木さんうまくいったときの喜びと、自分の気に入ったものを組み合わせていける楽しさをお客様とご一緒させて頂ける喜びがあります。草も最初は何が違うのかわからないんですけど、「あーこの草がきれいだな」とかだんだん違いが出てくるんです。最初はどれでも良くて「まかせるよ」って言われるんですけどね。いらっしゃる度に「こういうのがいいんだよ~」とか好みが出てきたりして。

加藤そういうことを共有できるっていうのはステキですね。一緒に育てていく感覚。

青木さん動物でも多頭飼いする方なんかもいらっしゃいますけれど、魚の場合はずーっと継続なんですよね。どんどん進化していくというか。この水槽のメダカから始まって、この水槽の金魚になって、この水槽の熱帯魚になって、この水槽の海水魚になってという。何十年もお付き合いさせていただいているお客様もいらっしゃいます。最初私が車の営業やめて入った熱帯魚屋のお客様が15年くらい経ってまた同じショップに戻った時にずっと来てくださってて、顔会わせて「あれー戻ってきたの」って。今もお付き合いしてる方もいらっしゃいますし。お客様とは本当に何十年とつきあっていくんです。その都度、はまってるお客様なんかは内容が違って来たりするので、こんどは水草始めたんだよとか、海水魚やってみようかなとか。楽しいですよね。

加藤ではショップ側も勉強が欠かせませんね。

青木さん正直言って、お客様の方が詳しくなっちゃう事もあります(笑)。私達はどうしても幅広く勉強しておかなければいけないので。本来は深く広くが理想ですけどね。お客様は自分が「これだ」と思ったらそれについてとことん調べて来るので、最終的にはお客様の方が詳しくなってきちゃうんです。でもそこで逆に教えて頂くこともあったりとか。勉強にもなりますね。とても。

加藤アクアやってみたいですね。

青木さん本当になごみますよ。是非やってみて下さい。お勧めです!

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