シーズンレシピ

AHBインターナショナル株式会社 スタッフ募集

獣医師、ペットショップスタッフ、ペットホテルスタッフ、ペットスタイリストなど、随時募集

アメリカでの生活を経験されている土屋さんご夫妻。お二人が体験されたアメリカでのペットとの暮らし、ペット共生スタイルについてオーナーたちが矢継ぎ早に質問!日本との“格差”に驚きながらも…。

参加者プロフィール

土屋喜彦さん幸世さん
奥さんの幸世さんは、欧州菓子や欧米料理のノウハウを習得し、厳選した材料を使ったメニューを提唱するドッグミール研究家。当サイト「シーズン レシピ」コーナーを監修。ご主人は、e-dogCafe代表。バービー(黒ラブ×ゴールデンMIX7歳)と、モラ(黒ラブ半年)、ハウディ(ロシアンブルー2歳3カ月)。

駒田部員(左)
愛猫のさつき(推定7歳雌)は2年前、野良だったところを保護。腎臓と心臓を患っているが飼い始めより元気に。玉三郎(5歳雄)は、訳ありで飼えなくなったオーナーから譲り受けた大き目の男の子。

吉崎GM(右)
「ペットインロイヤル成田エアポート」ジェネラルマネージャー。

大沼部員
のんびりおっとり癒し系のしんのすけ(フレンチブルドッグ6歳雄)と、他を寄せ付けない早食いを得意とするひまわり(パグ5歳半雌)と仲良く暮らす。愛犬たちの愛嬌のある表情&行動に、癒され続け、抱腹絶倒の日々。

櫻井編集長
愛犬のパンダ(ボーダーコリー7歳雄)は、フライングディスク遊びが大好きなやんちゃっ子。抜け毛の量が多いのが目下の悩み。

① 驚き!ペット愛護のサポート体制

編集長今日はアメリカでの生活をされたご経験のある土屋さんご夫妻をお迎えして、海外のペット暮らしをテーマに、皆さんとお話をしたいと思います。ご夫妻は、アトランタにいらしたんですよね?

土屋幸世(以下、幸世さん)そうです。私自身約10年アメリカで暮らし、アトランタでの生活が長かったので、今日はアトランタでの話を中心にしたいと思います。

編集長バービーちゃん、“帰国子女”なんですねぇ!

土屋喜彦(以下、喜彦さん)そうなんです。生後間もない彼女は、ペットシェルターから譲り受けました。州によって違うのですが、アメリカでは、捨て犬や猫を保護する団体があります。多くは行政でなく、ボランティア団体が寄付を募って運営しています。

編集長日本でいうところの「保健所」とは違いますよね。

喜彦さんええ、違います。いろいろな事情で保護された動物たちがシェルターに収容されるわけですが、彼らのメンタルな部分含めてフォローし、「新しい里親と出会えるまで過ごせる施設」かと思います。

幸世さん施設自体も、とても立派でペットショップのような明るい雰囲気ですし。

吉崎アメリカでは、ペット探しと言えば、「ペットショップよりもシェルターへ!」と聞きます。すぐに譲ってくれるものなのでしょうか?

幸世さんオーナーになるには、制限やルールがあります。「オーナーとしてしっかり面倒を見続けられるか」といった飼育の基本的なことはもちろん、世帯主の職業や勤務先、年収といったところも非常に厳しくチェックされます。

駒田それが、ボランティアや寄付によって運営されているあたりが、さすがアメリカですね。

編集長アメリカでも捨て犬や捨て猫が社会問題になっているようですけど、そうしたサポートする施設がしっかりしているわけですね。アトランタでは、野良犬や野良猫っていました?

喜彦さん私たちが暮らした約5年間は、まったく見かけなかったですね。おそらく、すぐ保護されるんだと思います

② 羨ましい!米国のペット共生スタイル

編集長ペットと暮らすという点で日本との事情の違いなど感じたことはありますか?

幸世さん主人は日本にいた幼い頃に犬を飼っていましたが、じつは、私自身、それまでにペットを飼ったことがなくて、バービーが初めての経験なんです。

喜彦さん私も家の中で飼うというのは今回が初めての経験でした。

吉崎当時、ご近所ではペットと暮らされている方はたくさんいらっしゃいました?

幸世さんそうですね。比較的、皆さん飼われていましたね。

喜彦さん犬種としては、レトリバー系が多かったですね。皆さんご存じのように、人なつっこい温和な性格ですし、とくに子供の情操教育的な側面から飼育する家庭が多いんだと思います。

編集長しつけという点で、日本との違いなどを感じたことはありましたでしょうか。

喜彦さん日本でいう“家族の一員”という基本的な部分は変わらないと思いますが、「主人が絶対である」というしつけ方という点では、概してアメリカのほうが強いと個人的に感じます。

幸世さんもちろん、ものすごく可愛がるんですが、ベッドの上には上がらせないとか、主従関係を明確にさせますね。当然、餌を与えすぎたりせず、しっかりと管理するという基本ができているように思えます。

喜彦さんそういう意味では、私たちもペットのしつけ方を書物などからしっかりと勉強しました。

幸世さん都市部では違うと思いますが、アメリカでは、要介護の犬や高齢犬などを除いて、排便は外でさせるのが基本です。散歩とは別に、おしっこのためだけに外に連れ出すのが当たり前です。

大沼公園なんかもペットであふれていたりするわけですか?

喜彦さんそうですね。でも、それぞれにしつけがされているのでトラブルもありませんし、公園自体広いですからのんびりできます。

幸世さんほとんどの公園がペットの散歩を前提にしている部分があるので、プープーバッグといわれる排便処理袋がボックスになって設置されているんです。日本では、自ら購入するものですが、それが無償で置かれています。

駒田日本だったら、すぐに盗まれたり荒らされたりしちゃいそう(笑)。

幸世さんその袋も、日本で売っているものと違い、何度も使えると思うぐらい紙が分厚いんです。日本で売っている袋の薄さは、正直言って不安です(笑)。

吉崎じゃあ・・日本でよく見るスコップを持ったオーナーはいないんですね?

幸世さんいません(笑)!

編集長ただ穴を掘って埋めるというあれですか(笑)。他の犬が掘り返したり、雨が降った後など流れ出たりして衛生面でも絶対駄目ですよね。

吉崎埋めた後は、誇らしげに靴裏などで「カンカン!」と土を払い落とし作業終了……。公園などで本当によく見かける嫌な風景ですね。

編集長これだけペットとの共生が一般的になっているのに、一部のオーナーの方の意識はなかなか変わっていませんよね。

喜彦さんモラルの違いと言ってしまえばそれまでですが、アメリカは、ペットのオーナーに対する要求も当然厳しい。「ペットに関するゴミの不法投棄は罰金何百ドル!」といったペナルティなどもあります。飼育されていない方の目というのが、日本よりも厳しいかもしれません。

編集長日本だと、「うちのワンちゃん人なつっこいし、危害を与えないから大丈夫!」と平気な顔してノーリードにしているオーナーを多く見かけます。

駒田日本のオーナーは、「誰でも、みんなペットが好き!」という妄想をされている方が非常に多いですよね。

幸世さんたしかに、ペットを飼われていない方への配慮というものは、国に関係なく最優先されるべきものですよね。アトランタにいた頃は、バービーを外に連れ出すとき、かなり緊張していましたね。ペットのしつけ一つで、私たちの人間性まで判断されてしまいますから……。

喜彦さん動物病院に行っても、獣医師は症状などによってはオーナーを「あんた、どんな飼い方をしてるのか!」と怒鳴りつけてきます(笑)。そういう意味では、ペットは子供と同じ扱い。まるで小児科の先生に怒られるような感じです。とにかく熱血タイプが多い。おのずとオーナーと獣医の信頼関係も出来上がってきます。

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③ 厳しい・・・日本のペット住宅事情。

編集長土屋さんが帰国されるとき、困ったことってありましたか?

幸世さん部屋探し!

吉崎たしかにペット可の物件探しは大変ですよね。

幸世さん希望の物件が見つからず、諦めて家を建ててしまいました(笑)。幸い帰国までに時間があったので、土地だけ主人に決めてもらい、日本の業者さんとはメールと電話でやりとりをして、なんとか帰国までに間に合わせました。賃貸物件にこだわっていたら、埒があきませんでしたね。

大沼私も部屋探しは、とても苦労しました。1頭ならそこそこ見つかっても、2頭となるといきなりハードルが高くなってしまって。当然、家賃はペットNGの物件と比べると、1万円近く違ってきますし、最後は他の希望条件を諦めざるをえませんでした。

喜彦さんアメリカでは、賃貸物件であっても、家の中でペットと暮らすことが当たり前になっている部分があり、部屋探しで苦労することはありません。多少家賃は高めといっても数千円。もちろん間取りも十分ですから、あまり妥協することもない……。

大沼それは羨ましい話ですね!とにかく、大家さんや不動産屋さんでも、ペットを飼っている人に対する先入観はあまり、よろしくない。それを変えていけるのは、ペットのオーナー自身なんですよね。

編集長環境や土地柄というのもあると思いますが、ペットと共生するというのはペットのオーナーの一部の人たちが思っていることであって、社会全体としてペットを受け入れるという世の中になるまでは時間がかかるかもしれませんね。

吉崎まずは、オーナーの側のモラルが問われるわけですから、ペットを飼っていない人たちにも理解が得られるように、オーナーの皆さん一人ひとりが日ごろから注意していかなければなりませんよね。

駒田ペット可の物件でも、「ペット可だから何でもOK」というように、敷地に排便させっぱなし、汚し放題という話も聞きます。

喜彦さん人の意識を変えていくことはたやすいことではありません。でも、その努力をし続けないと、結果的に家族の一員であるペットが可哀想です。

吉崎アメリカのペットの住環境や共生スタイルを伺えたことは、私自身にとっても非常に勉強になりました。

編集長少しずつ、ペットとの共生がしやくなるよう、私たちオーナーが意識をもってモラルある行動していくことが大切だと思います。このサイトが多少なり、そうした情報発信ができる場としていきたいです。皆さま、本日はお忙しいところ、ありがとうございました!

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「ペットオーナーズ トーク」では、対談に参加してくださるオーナーさん&ペットを募集しています。ご友人同士、ペット仲間でのご参加も大歓迎です。次回のテーマは「デンタルケア!」。ケアグッズのおみやげつきです。オーナーさん&ペットの写真を添付して、
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